ビタミンとミネラルの重要な役割
人間に必要な五大栄養素の中でも不足しがちなのが、ビタミンとミネラルです。
その他の五大栄養素には炭水化物、脂肪、タンパク質がありますが、これらの栄養素を摂取できるものと言えば、ラーメンや焼きそば、パン、スイーツ、焼肉、トンカツなどがあります。
多くの人が好むメニューであり、意識しなくても勝手に手が伸びてしまいますよね。
しかし、ビタミンとミネラルは野菜や果物などに多く含まれており、意識して摂取しなければ不足しがちになります。
ビタミンとミネラルは、炭水化物や脂質、タンパク質が体内で使用されるための潤滑油としての役割を果たしています。どんなに炭水化物やタンパク質をたくさん摂取しても、ビタミンとミネラルが無かったら栄養素として十分に活用できません。
各栄養素を体内で役立てていくために、ビタミンとミネラルは重要な役割を果たしているわけです。
そしてもう1つ、大切な役割が「免疫力を高める」ことです。人は免疫力が弱まってしまうと、様々な病気を発症しやすくなります。風邪を引きやすくなったり、肌荒れを起こしやすくなったり、ガンなどの生死に関わる重病も発症しやすくなります。
また、ビタミン類には抗酸化作用があり、老化や生活習慣病から私達を守ってくれています。
抗酸化作用が弱くなると身体は酸化しやすくなり、生活習慣病になるだけでなく、お肌も老けてきます。シミやシワができやすくなり、その他の部位や臓器も老化が進みます。
ビタミン類は、抗酸化作用を高めるという重要な役割があるので、積極的に摂取していくべきなのですね。
ビタミンやミネラルが不足してしまう理由
普通に生活していてもビタミンやミネラルが不足してしまう理由の第一は、外食やファストフード、加工食品の増加があげられます。
これらはいずれも手軽に美味しいものを食べられますが、ビタミンやミネラルが不足しているメニューが多いです。
最近は飲食店でも野菜を積極的に使うところが増えているので、外食するときは野菜も食べさせてくれるお店・メニューを選びたいですね。
また、1日の摂取する食品の少なさも、栄養不足の原因になります。目標とする1日の摂取食品数は、30品目です。調理すると大変なので、スーパーのお惣菜なども活用したいですね。
さらに、お酒やタバコ、ストレスによってもビタミンとミネラルが失われます。お酒は飲み過ぎると肝臓にも良くないので、1日の摂取量を控えたり、休肝日を作って肝臓を休ませてあげましょう。
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