脳の萎縮予防には「運動」が効果的であることがアメリカで発表!
2016年2月。アメリカの神経学会誌に「脳の萎縮予防には、中年期の運動が大きく関わっている」ことが発表されました。
この記事によると、中年期に運動をすることによって、認知機能の低下や脳の萎縮を予防できるんだそうです。
具体的に行われた研究は、以下のとおりです。
○アメリカのボストン大学の研究チームが、心疾患や認知症を患っていない1500人に対して、ランニングマシンで運動してもらうテストを実施。参加者の平均年齢は40歳。
○その20年後に、再度同様のテストを実施。その時の脳の状態と、MRI(磁気共鳴断層撮影)で詳しく調べた。
○すると、20年前の運動成績が良くなかった人は、脳の萎縮が進んでいるという結果が得られた。
つまり、中年期である40歳頃の運動能力が高い人は、高齢になっても脳が萎縮していないことが明らかになったそうです。
運動はあらゆる場面で大切だと言われていますが、中年期ぐらいから運動をしておくことも重要なのですね。
運動をすることによって全身の血流が良くなりますし、体の隅々まで栄養や酸素が運ばれやすくなります。健康長寿において一番大切なのは、運動なのかもしれません。
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